【8月22日 CGTN Japanese】中国全国の口岸(出入境審査場)から今年1~7月に入国した外国人は前年同期比129.9%増の延べ1725万4000人でした。発給された口岸ビザは前年同期比182.9%増の84万6000件でした。

 中国国家移民管理局はここ数年、関係部門と共同でビザ免除国の範囲を絶えず拡大すると同時に、外国人の中国訪問の利便性を図る一連の政策を相次いで打ち出しました。

 144時間以内のトランジットに対するビザ免除政策が引き続きインバウンドの増加を促しています。通過ビザ免除政策は2013年1月の実施以来、適用国、実施口岸、滞在期間、活動エリアの最適化を絶えず進めています。

 地域的な入国ビザ免除政策が外国人観光客の多様なルートによる中国訪問を後押ししています。香港・マカオ特別行政区からの海外観光団に対する広東省への144時間以内の滞在に対するビザ免除、ASEAN(東南アジア諸国連合)諸国からの観光ツアーの広西チワン族自治区の桂林市への144時間以内の滞在に対するビザ免除、59カ国の人員の海南省への30日以内の滞在に対するビザ免除、クルーズ船で沿海部の省を訪れる外国人観光団に対する15日以内の滞在に対するビザ免除などの政策が相次いで打ち出されました。また最近では、香港・マカオ特別行政区から海南省への海外観光ツアーの144時間以内の滞在に対するビザ免除政策が延べ590万人以上に恩恵をもたらしているとのことです。(c)CGTN Japanese/AFPBB News