【8月9日 AFP】パリ五輪は8日、ゴルフ女子第2ラウンドがパリ郊外のル・ゴルフ・ナショナル(Le Golf National、パー72)で行われ、世界ランキング1位のネリー・コルダ(Nelly Korda、米国)は連覇へ向けて痛恨のクアドラプルボギーを喫した。

 世界ランキング137位の伏兵モルガヌ・メトロー(Morgane Metraux、スイス)がスコアを六つ伸ばして通算8アンダーの単独首位に躍り出た。

 中国の殷若寧(Yin Ruoning)がノーボギーの「65」で回りメトローと1打差の単独2位に浮上し、ニュージーランドのリディア・コー(Lydia Ko)が「67」の通算5アンダーで優勝争いに加わった。初日首位だった地元フランスのセリーヌ・ビュティエ(Celine Boutier)は4オーバー「76」をたたき、通算3アンダーの6位タイに後退した。

 東京五輪金メダルのコルダは首位に迫っていたパー3の16番で痛恨のクアドラプルボギー。最終ホールではこの日7個目のバーディーを取って2アンダー「70」とし、首位と6打差の通算2アンダー12位タイでホールアウトしたが、連覇へ向けては大幅な巻き返しが必要になった。

 日本勢は山下美夢有(Miyu Yamashita)が通算3アンダーで6位タイにつけた一方、笹生優花(Yuka Saso)は通算7オーバーで47位タイとなっている。(c)AFP