南アがアイルランドに勝利、直接対決の連敗3で止める
発信地:プレトリア/南アフリカ
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【7月7日 AFP】ラグビーテストマッチが6日、南アフリカ・プレトリアで行われ、W杯王者の南アフリカが27-20でアイルランドに勝利。テストマッチシリーズ初戦を制するとともに、アイルランド戦の連敗を3で止めた。
世界ランキング1位と2位のチーム同士の激突はシーソーゲームの展開を見せたが、78分に南アフリカのペナルティートライが認められて点差を12点に広げると、これが決定的な試合の分かれ目となって南アフリカが逃げ切りを果たした。終盤は両チームの選手にイエローカードが提示され、最後はどちらも14人で試合を終えた。
南アフリカを率いるラシー・エラスムス(Rassie Erasmus)ヘッドコーチ(HC)は試合前、世界ランキングトップ10の全チームからの勝利を狙っていたが、これでその「グランドスラム」を達成した。
南アフリカではカートリー・アレンドセ(Kurt-Lee Arendse)とチェスリン・コルビ(Cheslin Kolbe)がトライを奪取し、ハンドレ・ポラード(Handre Pollard)は珍しく3本のキックをミスしながらも、コンバージョンキック2本、ペナルティーゴール(PG)2本を決めた。
対するアイルランドは見事なデビュー戦を飾ったFBジェイミー・オズボーン(Jamie Osborne)と交代出場のコナー・マレー(Conor Murray)、ライアン・ベアード(Ryan Baird)がトライを決め、ジャック・クロウリー(Jack Crowley)がコンバージョンとPK1本ずつを成功させた。(c)AFP