【6月25日 AFP】韓国の首都ソウル南郊の華城(Hwaseong)で24日に起きた、リチウムイオンバッテリー工場での火災の犠牲者が23人となった。消防当局が25日、発表した。

 消防当局によると、死亡した23人のうち17人は中国国籍だった。今後は「遺体からDNAを採取し、身元の特定を進める予定」だという。

 また政府は同日、出火原因を調査するため現場での調査を開始した。

 火災発生当時、工場では100人以上が働いていた。ある従業員は、製品の検査と梱包(こんぽう)が行われていた2階から爆発音が複数回聞こえたと話している。(c)AFP