【6月18日 AFP】ウクライナ軍のオレクサンドル・シルスキー(Oleksandr Syrsky)総司令官は17日、同国軍がF16戦闘機などの兵器を支援国から受け取る前により多くの領土を奪取しようと、ロシア軍が攻勢を強めているとの認識を示した。

 東部ドネツク(Donetsk)州などで、ウクライナ軍は兵員・弾薬不足のために戦線の維持が困難となっており、ロシア軍が着実に前進している。

 シルスキー氏は、同国側には支援国から大量の兵器と軍装備品が続々と届き、防空能力を強化するF16の第一陣も到着するので、時間がウクライナ側の有利に働くことを「敵もよく理解している」とソーシャルメディアへの投稿で指摘。

「このため、ロシア軍司令部は今、戦闘を激化させ、戦場を広げることでわが軍を最大限消耗させ、予備役の訓練を妨害し、積極的な攻勢への移行を妨げようとあらゆる手を尽くしている」との見方を示した。

 さらに、ロシア軍はドネツク州、特にポクロウシク(Pokrovsk)戦線に火力を集中させていると付け加えた。 

 ロシア軍は同戦線で、同州北部の民間拠点と南部の町を結ぶ主要な補給路に迫っている。(c)AFP