洪水被災地でレプトスピラ症感染死が増加 ブラジル南部州
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【5月29日 AFP】大規模な洪水被害を受けたブラジル南部リオグランデドスル(Rio Grande do Sul)州当局は28日、ネズミなどの保菌動物からうつるレプトスピラ症の感染死が被災地で増えていると警告した。
同州保健当局によると、現時点でレプトスピラ症による死者が5人確認されているほか、別の9人についても死因を検証中。
レプトスピラ症は、ネズミや家畜など保菌動物の尿が土壌や水を汚染することによって人も感染する。細菌のレプトスピラは数週間は生存でき、豪雨や洪水に見舞われた後、人の間で感染が流行することが多い。
感染した場合、頭痛や発熱、悪寒といった、インフルエンザやデング熱感染と似たような症状が出る。症状が重ければ肝臓や腎臓に障害がもたらされる。
同州では大雨が続き、川が氾濫し各地が冠水。泥にも覆われ、不衛生な状況となっている。
これまでにレプトスピラ症感染死を除き169人が死亡。53人が依然、行方不明となっている。(c)AFP