名古屋で第18回中国春節祭が開幕
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【1月6日 Xinhua News】中国の春節(旧正月)を祝う第18回名古屋中国春節祭が5日、名古屋市中区で始まった。
日本の人々が中国文化を体験しながら理解を深められるよう、会場には刀削麺や春巻、糖葫芦(タンフールー、串に刺した果物のあめがけ)を売る80近くの屋台が並び、銀器やろうけつ染めなど無形文化遺産の手工芸品も展示されている。
中国の呉江浩(ご・こうこう)駐日大使は開幕式で、同春節祭が日本最大級の迎春行事になったとし、中国の伝統文化、芸術、グルメ、物産などを紹介することで日本の人々が新時代における中国の発展成果を知るために独自のルートを提供するとともに、両国民が互いを知り、親しくなる友情の懸け橋を築いたと述べた。
愛知県の大村秀章知事は「名古屋中国春節祭がますます盛大に開催され、新春を彩る一大行事となり、大変うれしく思っている」とあいさつし、同県は中国の複数の地域や機関と広範な交流を行っており、今後も継続していきたいと表明した。
2007年に始まった名古屋中国春節祭は、在日華僑・華人や日本人に人気のイベントとなっている。在名古屋中国総領事館と名古屋中国春節祭実行委員会の共催で8日まで開催される。(c)Xinhua News/AFPBB News