米軍のサンタ追跡、今年も実施 技術的問題発生も無事復旧
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【12月25日 AFP】カナダと米国の共同防衛機関、北米航空宇宙防衛司令部(NORAD)は過去68年間、毎年クリスマスになると、各国を巡り、プレゼントを届けるサンタクロースを追跡してきた。
NORADがサンタの追跡が始まったのは1955年。地元紙の百貨店の広告がサンタにつながる電話番号として誤って同司令部の番号を掲載したことがきっかけとなった。
3Dグラフィックを使ったインタラクティブなウェブサイトも提供されているが、NORADは今もコロラドの司令部に特別コールセンターを設置し、子どもからの電話を受け付けている。
追跡イベントには、ジョー・バイデン(Joe Biden)米大統領と妻のジル(Jill Biden)氏も参加。ホワイトハウス(White House)は「大統領とファーストレディは今夜、全米の子どもや家族から米航空宇宙防衛司令部に寄せられた、サンタ追跡依頼の電話に対応した」と発表した。
24日にはサイトが一時的に閲覧できなくなった。サイトの運営担当者は「追跡マップに技術的な問題が発生しているようだが、サンタは今も飛んでいる。次はフィジーだ!」とフェイスブックに投稿。約1時間後には、復旧について報告した。(c)AFP