【9月12日 Xinhua News】東京・代々木公園で9、10両日、中日平和友好条約締結45周年を記念する「チャイナフェスティバル2023」が開かれた。

 在日中国大使館とフェスティバル実行委員会が主催。会場に設置された80余りのブースが、文化展示やグルメ体験、観光PRを通じて両国国民に友好交流の場を提供した。

 開幕式では、フェスティバル実行委員会最高顧問の福田康夫元首相、呉江浩(Wu Jianghao)駐日中国大使、山口那津男・公明党代表、王家馴(Wang Jiaxun)在日中国企業協会会長があいさつした。

 福田氏は、チャイナフェスティバルは規模がますます大きくなり、人気も高まっていると指摘。中国文化を大いに楽しんでほしいと述べ、両国の友好が末永く続くことに期待を示した。

 呉氏は、チャイナフェスティバルは在日中国大使館と日中友好団体、華僑華人が共同で作り上げたブランド事業であり、中日民間交流の促進に長年にわたり前向きな役割を果たしてきたと説明。両国が45年前に締結した平和友好条約は、平和と友好、協力の堅持を法的に規定し、双方の交流に「永遠に色あせず、時が経るほどに価値を増す」という原則と方向性を確立したと述べ、より多くの日本の友人が中国を訪れ、中国の発展と変化を観察し、中国社会の力強い活力を感じることに期待を示した。

 会場では中国の電気自動車(EV)やスマート家電が展示されたほか、メインステージで両国のアーティストや団体が20余りのパフォーマンスを披露した。(c)Xinhua News/AFPBB News