【9月9日 AFP】ラグビー日本代表のジェイミー・ジョセフ（Jamie Joseph）ヘッドコーチ（HC）は8日、チリとのW杯フランス大会（Rugby World Cup 2023）プールステージ初戦に出場する先発を発表し、前回大会のメンバーから9人を選出するなど経験値を優先した。

　先発のうち26歳未満は24歳のFL下川甲嗣（Kanji Shimokawa）だけで、7人が30歳以上という顔ぶれとなった。

　FW陣はベテランのFLリーチマイケル（Michael Leitch）に加え、通算50キャップ目となるPR稲垣啓太（Keita Inagaki）が先発に名を連ねた。

　BK陣は前回大会で5トライを決めたWTB松島幸太朗（Kotaro Matsushima）を筆頭に、W杯初出場のLOジャック・コーネルセン（Jack Cornelsen）が名を連ねた。

　コーネルセンの父親グレッグ（Greg Cornelsen）氏も元ラグビー選手で、1974年から1982年にかけてオーストラリア代表としてプレーし、1975年の日本戦を含め通算25キャップを記録した。

　10日にトゥールーズ（Toulouse）で行われるプールD初戦に臨む日本代表のメンバーは以下の通り。

■先発：セミシ・マシレワ（Semisi Masirewa）、松島幸太朗、ディラン・ライリー（Dylan Riley）、中村亮土（Ryoto Nakamura）、ジョネ・ナイカブラ（Jone Naikabula）、松田力也（Rikiya Matsuda）、流大（Yutaka Nagare）、姫野和樹（Kazuki Himeno）、下川甲嗣、リーチマイケル、アマト・ファカタヴァ（Amato Fakatava）、ジャック・コーネルセン、具智元（Jiwon Gu）、坂手淳史（Atsushi Sakate）、稲垣啓太

■リザーブ：堀江翔太（Shota Horie）、クレイグ・ミラー（Craig Millar）、ヴァルアサエリ愛（Asaeli Ai Valu）、ワーナー・ディアンズ（Warner Dearns）、福井翔大（Shota Fukui）、齋藤直人（Naoto Saito）、長田智希（Tomoki Osada）、レメキロマノラヴァ（Lomano Lava Lemeki）

(c)AFP