【8月14日 AFP】ウクライナのハンナ・マリャル(Ganna Malyar)国防次官は14日、ロシア軍に対し反転攻勢を強める自国軍が先週、激戦地となっている東部バフムート(Bakhmut)付近で、ロシアに占領されていた3平方キロメートルの領土を奪還したと明らかにした。

 マリャル氏は国営テレビで、「先週バフムート付近で3平方キロの領土が解放された。これでバフムート南部一帯で解放された領土は計40平方キロとなった」と述べた。

 ウクライナ軍はまた、昨年ロシアが併合した州に入っているロシア軍に対する攻撃も継続している。

 マリャル氏によると、ウクライナ軍はザポリージャ(Zaporizhzhia)州にあるロシア軍占領下のメリトポリ(Melitopol)およびベルジャンシク(Berdyansk)方面へ進撃しているほか、ドネツク(Donetsk)州南部前線の集落ウロジャイネ(Urozhaine)でも「戦闘が続いている」という。(c)AFP