成都ユニバ、中国代表団は金メダリストも多数参加
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【7月20日 Xinhua News】中国四川省(Sichuan)成都市(Chengdu)で28日に開幕する第31回FISUワールドユニバーシティゲームズ夏季大会(成都ユニバ)に出場する中国大学生選手団の結団式が12日、吉林省(Jilin)長春市(Changchun)で開かれた。100大学から選ばれた選手411人には、国際的な総合スポーツ大会で初めて国の代表となる344人のほか、世界の表彰台に立ったことのある金メダリストも多数含まれる。
東京五輪の競泳女子200メートルバタフライで五輪新記録を出して金メダルを獲得した張雨霏(Zhang Yufei)さんは、今年3月に成都ユニバの出場申請を提出。「成都へ行ったら地元の青少年ともスポーツ交流したい」と述べた。
成都体育学院の学生で、東京五輪体操男子種目別平行棒の金メダリスト鄒敬園(Zou Jingyuan)さんは「体操日本代表の選手たちもちょうど大学生。2022年の世界選手権で男子個人総合優勝した橋本大輝も含め、成都ユニバに出場する日本選手は実力がある。周りが想像するほど楽ではなく、質が高く競争の激しい大会になるだろう」と語った。男子団体では「かなりのプレッシャーがある」としつつも、金メダルを守る決意を示した。
成都ユニバには、東京五輪の女子シンクロ高飛び込み金メダリスト、張家斉(Zhang Jiaqi)さんや、今月初めに閉幕したバスケットボール女子アジアカップで優勝した韓旭(Han Xu)さんらも出場する。(c)Xinhua News/AFPBB News