【7月8日 AFP】テニス、ウィンブルドン選手権(The Championships Wimbledon 2023)は7日、女子シングルス3回戦が行われ、大会第1シードのイガ・シフィオンテク(Iga Swiatek、ポーランド)は6‐2、7‐5で第30シードのペトラ・マルティッチ(Petra Martic、クロアチア)を一蹴し、16強入りを果たした。

 4回戦では第14シードのベリンダ・ベンチッチ(Belinda Bencic、スイス)との対戦が決まり、この試合に勝てばシフィオンテクは自身初の大会8強入りとなる。

 また、第2シードのアリーナ・サバレンカ(Aryna Sabalenka)は、バーバラ・グラチェバ(Varvara Gracheva、フランス)に第1セットを奪われたものの、2‐6、7‐5、6‐2で逆転勝利を飾った。

 一方で第5シードのキャロリン・ガルシア(Caroline Garcia、フランス)は、53本のアンフォーストエラーを重ね、6‐7(0‐7)、6‐4、5‐7でマリー・ボウスコバ(Marie Bouzkova、チェコ)に屈した。これでトップ10シードの選手が姿を消すのは、今大会4人目となった。

 また、2度の4強入りを果たしているベラルーシ出身のビクトリア・アザレンカ(Victoria Azarenka)とエリナ・スビトリーナ(Elina Svitolina、ウクライナ)との対決も決まった。スビトリーナは、母国へのロシアによる侵攻を支持しているベラルーシの選手との試合後の握手を拒否しており、この試合に向けて「私にとって、そして母国にとって大きなモチベーションになる。多くのウクライナの人たちが見ているし、応援してくれるはず。闘志を燃やしてコートに向かう」とコメントしている。(c)AFP