【7月6日 AFP】男子テニスのジェンソン・ブルックスビー(Jenson Brooksby、米国)は5日、ドーピング検査を受けなかったことによる暫定的な資格停止処分を受け入れると発表した。

 22歳のブルックスビーは昨年、世界ランキング30位付近にいたこともあったが、現在は手首のけがの影響で101位まで後退している。

 反ドーピングの規定では、選手は1年間に3度ドーピング検査を逃すと居場所情報の申告を怠ったとして、処分を科される可能性がある。選手は検査官が検査を実施できるよう、反ドーピング機関に居場所情報を申告する義務がある。

 違反の内容はまだ公表されていないが、ブルックスビーは自身のインスタグラム(Instagram)で不正を否定し、「暫定資格停止処分は自分が不正をしたと認めるものではない」と主張。

「薬物検査で失格になったことは一度もないし、使用を認められていない物質を摂取したこともない」と述べ、現在は独立した裁定機関の仲裁を待っていると説明した。(c)AFP