【7月2日 AFP】仏内務省は2日、パリ郊外で北アフリカ系の少年が警官に射殺された事件をきっかけに全国で起きた抗議デモで、同日午前1時半までに新たに322人(暫定)が拘束されたと発表した。

 内訳はパリが126人、マルセイユが56人、リヨンが21人などとなっている。

 きっかけとなった事件は6月27日に発生。デモは5夜連続に及び、30日から7月1日にかけては1311人が拘束された。ジェラルド・ダルマナン(Gerald Darmanin)内相によると、1日から2日にかけての夜間には前夜と同じ4万5000人の治安部隊が配備された。(c)AFP