ネイマールに罰金、別荘工事中止命令を無視しパーティー
発信地:リオデジャネイロ/ブラジル
このニュースをシェア
【6月25日 AFP】サッカーブラジル代表のネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)は24日、同国リオデジャネイロ(Rio de Janeiro)郊外に所有する邸宅での、無許可の建設プロジェクトの中止命令を無視したことで、地元当局から罰金を科された。
当局は22日、リオデジャネイロ市から130キロのところにあるマンガラチバ(Mangaratiba)市にネイマールが所有する高級別荘で、作業員が人工湖とビーチを造営している「さまざまな環境条例違反」を発見したと発表。同選手はその時点で、少なくとも500万レアル(約1億5000万円)の罰金に直面していた。
当局は現場を封鎖してすべての活動を停止するよう命じたが、国内メディアによるとネイマールは代わりにそこでパーティーを開き、湖で泳いだという。
マンガラチバ市はこの日、「禁止命令に違反し、さらなる環境違反が犯されている」現場での「活動」を環境検査技師が目撃したと発表。ネイマールは追加の罰金を支払うことになるとしており、その総額は来週終了する予定の調査後に算出されるという。
検査技師は建設プロジェクトの中で、水路の迂回(うかい)や河川からの取水、土砂、石、岩の採掘に加え、ビーチの砂を使用するなどすべてを無許可で行っていたことを確認した。
フランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-Germain、PSG)に所属するネイマールは2016年にこの邸宅を購入しており、地元メディアによると敷地面積は約1万平方メートルで、ヘリポートやスパ、ジムなどの設備がそろっている。(c)AFP