キーウに大規模ミサイル攻撃 アフリカ首脳らの訪問中
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【6月16日 AFP】ウクライナ政府は16日、ロシア軍がキーウ州に対して極超音速ミサイルなどによる大規模攻撃を行ったと明らかにした。同日にはアフリカ諸国首脳らの和平使節団がキーウ入りし、協議が予定されていた。
ドミトロ・クレバ(Dmytro Kuleba)外相は「ロシアのミサイルはアフリカへのメッセージだ。ロシアは平和ではなく、さらなる戦争を望んでいる」と述べた。
ウクライナ空軍は、極超音速ミサイル「キンジャル(Kinzhals)」6発 、巡航ミサイル「カリブル(Kalibr)」6発、偵察ドローン(無人機)2機を破壊したと発表した。
キーウ市の軍政当局トップ、セルヒー・ポプコ(Sergiy Popko)氏によると、これらは全て、キーウ州上空で迎撃された。
16日には、南アフリカ、セネガル、ザンビア、コモロの大統領や、ウガンダ、エジプト、コンゴ共和国の代表らが出席する協議がキーウで予定されており、使節団の一部は同日朝、ロシア軍が民間人を虐殺したとされるキーウ近郊のブチャ(Bucha)を訪問していた。(c)AFP