【6月13日 Xinhua News】中国江蘇省(Jiangsu)蘇州市(Suzhou)の滸墅関(こしょかん)で9日、同市初の運河アート空間の誕生が発表された。滸墅関の南橋と北橋が持つ地理的・空間的優位性と独特の建築様式を生かし、橋の保護と活性化を図りつつ、一般市民が運河文化を没入体験できる場を提供する。

 北京と杭州(Hangzhou)を結ぶ京杭大運河のほとりにある滸墅関は2千年以上の歴史を持ち、明清時代に運河に設けられた七大鈔関(しょうかん、船料を徴収する関所)の一つだった。

 滸墅関の南橋と北橋では同日、滸墅関運河の橋の変遷を文献で紹介する展覧会も開催された。(c)Xinhua News/AFPBB News