マクロン氏「ロシアは中国の属国化」発言を非難 ロシア大統領府
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【5月16日 AFP】ロシア大統領府(クレムリン、Kremlin)は15日、ロシアはウクライナ侵攻の結果、中国の属国に成り下がったとエマニュエル・マクロン(Emmanuel Macron)仏大統領が発言したのを受け、「完全な誤解」だと非難した。
ドミトリー・ペスコフ(Dmitry Peskov)大統領報道官は記者団に、「断固として異議を唱える。わが国の対中関係は特別な戦略的パートナーシップの性格を有する」「(マクロン氏発言は)現状を完全に誤解している」と語った。
マクロン氏は14日付の仏紙ロピニオン(L'Opinion)に掲載されたインタビューで、ロシアはウクライナ侵攻により国際的に孤立し、「中国の属国に成り下がった」「(ロシアは既に)地政学的には敗北した」との見解を示していた。(c)AFP