バルサが4季ぶりリーグ制覇、試合後には相手サポがピッチ乱入
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【5月15日 AFP】22-23スペイン1部リーグは14日、第34節の試合が行われ、首位FCバルセロナ(FC Barcelona)は4-2でRCDエスパニョール(RCD Espanyol)とのダービーを制し、2018-19シーズン以来となる27回目のリーグ優勝を決めた。
バルセロナはロベルト・レワンドフスキ(Robert Lewandowski)が2ゴール、アレハンドロ・バルデ(Alejandro Balde)とジュール・クンデ(Jules Kounde)が1ゴールずつを決め、終盤に相手のハビ・プアド(Javi Puado)とホセル(Joselu)にゴールを許したが逃げ切った。
近年はピッチ内外で難しい時期を過ごしてきたが、今回のタイトル奪還はそこからチーム状況が大きく改善している証しとなった。2021年11月に就任したシャビ・エルナンデス(Xavi Hernandez)監督にとっては初の主要タイトル獲得となる。
シャビ監督は「非常に感極まる瞬間だったし、何か月も頑張ってきた後だったから、喜ばずにいるのは非常に難しかった」と明かし、「喜ばなかったのは、エスパニョールのスタジアムだったからだ」と話した。
さらに監督は、この優勝はクラブが正しい方向へ向かっている証拠だと誇り、「これでだいぶ落ち着くだろうし、未来へ向けた大きな希望になる。非常に幸せだ。みんなで素晴らしい仕事をして、4試合を残してリーグ優勝を決めた。間違いなくチームのおかげだ」とコメントした。
試合終了後には、優勝を喜ぶバルセロナに怒ったエスパニョールのファンがピッチに侵入し、選手が急いで通路に逃げ込む一幕もあった。
アトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)は0-1で降格が決定しているエルチェ(Elche CF)にまさかの敗戦。バレンシア(Valencia CF)は終了間際のゴールでセルタ(Celta de Vigo)を2-1で下し、降格圏と勝ち点3差の14位に浮上した。(c)AFP/Rik Sharma