【4月28日 AFP】ウクライナの複数の都市で夜間にロシア軍によるミサイル攻撃があり、東部ドニプロ(Dnipro)では少なくとも2人が死亡した。当局が28日、発表した。

 冬期にはウクライナの都市やインフラを標的にした大規模攻撃が頻繁に行われていたが、最近は減っていた。

 ドニプロ市長はテレグラム(Telegram)に「若い女性と3歳の子どもが亡くなった」と投稿した。

 地元当局によると、首都キーウでは防空システムが作動した。当局はテレグラムに「これまでの情報によると、キーウ上空で巡航ミサイル11発を破壊した。このほか、ドローン(無人機)2機を撃墜した」と投稿した。

 中部ウマニ(Uman)でも攻撃があり、ウクライナメディアは集合住宅が破壊され、地面にがれきが散乱した様子を映した動画を流した。

 地元警察はテレグラムで「敵のミサイルが集合住宅に当たった。犠牲者については確認中だ」と発表した。(c)AFP