【3月7日 AFP】サッカーフランス・リーグ1のパリ・サンジェルマン(Paris Saint-GermainPSG)は6日、ブラジル代表FWのネイマール(Neymar da Silva Santos Junior)が右足首の手術が必要になり、3~4か月離脱すると発表した。

 先月19日に行われたリール(Lille OSC)とのリーグ戦で負傷したネイマールについて、PSGは「ここ数年は右足首の負傷を繰り返していた」とし、医療スタッフが「再び大事に至るのを避けるため、靱帯(じんたい)の修復手術を勧めた」と説明した。

 ネイマールはツイッター(Twitter)への投稿で、今回のけがに気持ちをくじかれることはないと前を向き、手を合わせて祈る絵文字つきで「より強くなって戻ってくる」とつづった。

 カタール資本のPSGによると、ネイマールは「数日のうちに」同国の首都ドーハでメスを入れる予定で、「チーム練習に復帰できるのは3~4か月後」になるという。そのため、6月3日に終了するリーグ戦の復帰は絶望的とみられている。

 PSGは現在、悲願の初優勝を目指す欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2022-23)で決勝トーナメント1回戦に勝ち残っているが、バイエルン・ミュンヘン(Bayern Munich)との第1戦を0-1で落とし、8日の第2戦で逆転を目指している中で、仮にトルコ・イスタンブールで行われる6月10日の決勝に進出しても、ネイマールの復帰は間に合わない見通しとなる。

 今季公式戦で18得点を記録しているネイマールは、W杯カタール大会(2022 World Cup)開幕前は好調を維持していた。しかし、同大会で同じ右足首を痛めてからの復帰後は、9試合ではわずか3得点にとどまっていた。(c)AFP