【2月19日 AFP】22-23イングランド・プレミアリーグは18日、第24節の試合が行われ、アーセナル(Arsenal)は4-2でアストン・ビラ(Aston Villa)に逆転勝ちした。マンチェスター・シティ(Manchester City)がノッティンガム・フォレスト(Nottingham Forest)と1-1で引き分けたため、アーセナルは首位返り咲きを果たした。

 3日前にシティに1-3で敗れ、首位の座を明け渡したアーセナル。敵地に乗り込んだこの日は、2度先行されながらブカヨ・サカ(Bukayo Saka)とオレクサンドル・ジンチェンコ(Oleksandr Zinchenko)のゴールで追いつくも同点のまま残り数分となり、再び勝ち点を取りこぼすかに思われた。

 だが、迎えた後半アディショナルタイム3分、ジョルジーニョ(Jorginho)が放ったシュートがクロスバーをたたくと、その跳ね返りが相手GKエミリアーノ・マルティネス(Emiliano Martinez)に当たってオウンゴールとなり、逆転に成功。最後はマルティネスがCKで上がっていた中、無人の相手ゴールにガブリエウ・マルティネッリ(Gabriel Martinelli)が4点目を入れ、劇的な勝利を飾った。

 アーセナルは公式戦5試合ぶりの白星を挙げ、消化試合も一つ少ない中でシティとの勝ち点差を2とした。

 一方のシティは、41分にベルナルド・シウバ(Bernardo Silva)の得点で先制したが、追加点を挙げられないまま迎えた84分にクリス・ウッド(Chris Wood)に同点ゴールを許した。失点前に何度かあった決定機をアーリング・ブラウト・ハーランド(Erling Braut Haaland)が決めきれなかったのが響いた。

 リバプール(Liverpool FC)は敵地で4位ニューカッスル・ユナイテッド(Newcastle United)を2-0で下し、8位に浮上してトップ4入りへ望みをつないだ。ニューカッスルはリーグ戦の無敗が17試合でストップ。これでリーグ戦では4試合白星から遠ざかっている。

 チェルシー(Chelsea)はホームで最下位サウサンプトン(Southampton FC)に0-1で敗れた。直近の公式戦14試合で2勝で、ここ5戦は勝利がない10位のチームに対し、試合終了後にはブーイングが起こった。

 ブライトン・アンド・ホーヴ・アルビオンFC(Brighton & Hove Albion FC)はフラム(Fulham)に0-1で敗れた。(c)AFP/Steven GRIFFITHS