【2月18日 AFP】トルコとシリアを襲ったマグニチュード(M)7.8の地震発生から12日近くが経過した17日、トルコ南部ハタイ(Hatay)県で45歳の男性が倒壊した建物のがれきの中から278時間ぶりに救出された。

 ソーシャルメディアに投稿された動画には、救助隊員が安全のために男性を担架に固定して慎重に運び出す様子が捉えられている。男性は金色の防寒シートをかけられ、顔は見えなかった。待機していた救急車に直ちに乗せられ、搬送された。

 ここ最近の救出劇のように拍手喝采は起こらず、現場には重苦しい雰囲気が漂っていた。(c)AFP