【1月4日 CGTN Japanese】中国国家衛生健康委員会の米鋒報道官は、3日の記者会見で、「新型コロナウイルス感染症の発生以来、中国は各級の救急医療と治療において、中国医学と西洋医学の結合治療に取り組み、中医薬と西洋薬を組み合わせ、中医薬の特色とメリットを活かした治療を行ってきた。とくに、「三薬三方(3つの薬と3つの方剤)」は臨床でも有効な処方であり、治癒率の向上、重症化率と死亡率の抑制、患者の早期回復に重要な役割を果たした」と述べました。

 米鋒報道官はまた、「現在、中国の感染対策の重点は『感染予防』から『健康維持・重症化予防』にシフトした。農村地区は感染の予防と抑制および医療サービスの重点地域であり、高齢者、妊産婦、児童、慢性基礎疾患をもつ人は、健康サービスの重点対象者となっている。今後も農村地区での感染対策システムを運用して、医薬品の供給、重症患者の集中治療、老人や児童の保護に力を入れ、日常の健康サービスや重点対象者の管理を強化し、重症度に応じた医療衛生サービスの提供を行っていく。これには、特に中医薬の力が期待されている」と強調しました。(c)CGTN Japanese/AFPBB News