入院中のペレ氏にW杯開催国カタールが連帯、建物をライトアップ
発信地:ドーハ/カタール
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【12月4日 AFP】サッカーW杯カタール大会(2022 World Cup)が開催されている同国では3日、現在入院中の元ブラジル代表の伝説的選手ペレ(Pele)氏への連帯を示すために、建物が「早期回復を願う」というメッセージでライトアップされた。
18日に決勝が行われるドーハのルサイル・スタジアム(Lusail Stadium)や、ハリーファ国際スタジアム(Khalifa International Stadium)の隣接するアスパイア・タワー(Aspire Tower)には、名高い背番号10をつけたペレ氏の写真が映し出された。
カタールでは、選手がペレ氏へのサポートの姿勢を示し、フランス代表のキリアン・エムバペ(Kylian Mbappe)はツイッター(Twitter)に「王様に祈りを」と投稿した。
史上最高のサッカー選手と広くみなされているペレ氏は、昨年9月に結腸腫瘍の除去手術を受けていたが、それから行われていた化学療法を「見直す」ためにブラジル・サンパウロ(Sao Paulo)の病院に入院していることが確認されていた。
ペレ氏は自身のインスタグラム(Instagram)アカウントに「みんなには落ち着いて、前向きな気持ちを保ってほしい。私は強く、多くの希望を持っており、いつも通りの治療を受けている」とメッセージを投稿している。(c)AFP