【10月26日 AFP】フランスのジェラルド・ダルマナン(Gerald Darmanin)内相は25日、セーヌ(Seine)川で行う予定の2024年パリ五輪の開会式に60万人が訪れる見込みだと発表した。

 関係者は2024年7月26日の開会式を、通例の競技場ではなく、セーヌ川に200隻もの船を浮かべて行うことを予定している。ダルマナン内相は上院の委員会で、川岸にはチケットを購入した10万人を収容し、路上からも50万人が無料で見物できると話した。

 セーヌ川での開会式にはセキュリティー上の懸念もあるが、大会組織委員会は野心的な開会式の準備を推し進めている。

 ダルマナン内相は、3万5000人の警備員を配置すると話し、組織委はそれに加えて警備スタッフ3000人を別に雇い入れると明かしている。大会期間中には、1日平均3万人の警官と憲兵隊が任務に就くという。(c)AFP