【10月23日 AFP】22-23イタリア・セリエAは22日、第11節の試合が行われ、ACミラン(AC Milan)はブラヒム・ディアス(Brahim Diaz)が2得点を記録するなど4-1でACモンツァ(AC Monza)を下し、暫定ながらアタランタ(Atalanta)を抜いて2位に浮上した。

スペイン1部リーグのレアル・マドリード(Real Madrid)から今季終了までのローンで加入している23歳のディアスは、前半に2点を決めて今季リーグ戦の得点数を4とした。後半にディボック・オリジ(Divock Origi)とラファエル・レオン(Rafael Leao)が加点したミランは、首位ナポリ(SSC Napoli)と勝ち点で並び、得失点差により2位となった。

23日にアタランタはラツィオ(SS Lazio)をホームに迎え、ルチアーノ・スパレッティ(Luciano Spalletti)監督率いるナポリは敵地で指揮官の古巣ASローマ(AS Roma)と対戦する。

元ミランの会長であるシルビオ・ベルルスコーニ(Silvio Berlusconi)氏がオーナーを務め、昨季セリエBのプレーオフで勝って昇格したモンツァは、70分にフィリッポ・ラノッキア(Filippo Ranocchia)の見事なFKで1点を返した。

ラウタロ・マルティネス(Lautaro Martinez)が2得点したインテル(Inter Milan)は、4-3でフィオレンティーナ(Fiorentina)との打ち合いを制し、ユベントス(Juventus)から7位の座を守った。

また、USサレルニターナ1919(US Salernitana 1919)に所属する元フランス代表フランク・リベリ(Franck Ribery)は、スペツィア(Spezia)戦の前に行われた引退セレモニーに臨み、涙ながらにサッカーに別れを告げた。試合はサレルニターナが1-0で勝利を収めた。

21日に引退を表明した39歳のリベリは、長引く膝のけがに苦しみ、今季の開幕節後は欠場が続いていた。(c)AFP