中国、世界初のカイコのスーパーパンゲノムマップを作成
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【10月10日 CGTN Japanese】重慶市に本拠を置く中国西南大学のカイコゲノム生物学国家重点実験室は9日、カイコの大規模な遺伝資源ゲノム解析を完了し、世界初のカイコのスーパーパンゲノムマップを作成すると同時に、「デジタルカイコ遺伝子バンク」を創設したなどの、最新の研究成果を発表しました。
カイコのパンゲノムマップは、科学者たちにとって完全な手引書となり、今後は必要に応じて的を絞って育種設計を行うことができます。
中国の養蚕業は20世紀、現代遺伝学の興隆と発展に伴って、高度な発展を遂げました。21世紀には、ゲノム解析などによって、新たな100年の振興が見込まれています。(c)CGTN Japanese/AFPBB News