マンU勝利で組2位を維持、アーセナルは連勝 EL
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【10月7日 AFP】サッカーヨーロッパリーグ(UEFA Europa League 2022-23)は6日、グループステージ第3節が各地で行われ、グループEのマンチェスター・ユナイテッド(Manchester United)は先制されながらも、マーカス・ラシュフォード(Marcus Rashford)の2得点などでオモニア・ニコシア(Omonia Nicosia)に3-2で競り勝った。
イラン代表FWカリム・アンサリファルド(Karim Ansarifard)にゴールを決められ、34分にまさかの先制を許したユナイテッドだったが、ともに後半から途中出場したアントニー・マルシアル(Anthony Martial)とラシュフォードがそれぞれネットを揺らした。
ユナイテッドは85分、ニコラス・パナギオトウ(Nikolas Panagiotou)に1点を返されたものの、このまま逃げ切って今大会2勝目を挙げた。
同組の他の試合では、レアル・ソシエダ(Real Sociedad)が10人のFCシェリフ・ティラスポリ(FC Sheriff Tiraspol)に2-0で勝利。ユナイテッドは、アウェーで3連勝を飾った首位ソシエダに次ぐ2位の座をキープしている。
一方、グループAのアーセナル(Arsenal)はエディ・エンケティア(Eddie Nketiah)、ロブ・ホールディング(Rob Holding)、ファビオ・ヴィエイラ(Fabio Vieira)の得点でボードー/グリムト(FK Bodo/Glimt)に3-0で快勝した。
英国のエリザベス女王(Queen Elizabeth II)が亡くなったことを受け、前月に予定されていたPSVアイントホーフェン(PSV Eindhoven)戦が延期になったため、アーセナルはこれで開幕から2連勝となっている。
ドイツ・ブンデスリーガ1部でまさかの首位に立つグループDのウニオン・ベルリン(1. FC Union Berlin)は、アウェーでマルメFF(Malmo FF)を1-0で下した。
この試合では、観客のトラブルで後半が一時中断する一幕があった。ファンが発煙筒を投げ込む中、審判は選手にピッチを離れるよう命じたが、試合が再開されるとシェラルド・ベッカー(Sheraldo Becker)が決勝点をマークした。
同組の他の試合では、ユニオン・サン・ジロワーズ(Union Saint-Gilloise)が敵地でSCブラガ(SC Braga)を2-1で下した。終盤から途中出場したグスタフ・ニルソン(Gustaf Nilsson)の2得点で勝利したサン・ジロワーズは、グループDの首位につけている。
グループHのASモナコ(AS Monaco)は、ウィサム・ベン・イェデル(Wissam Ben Yedder)のPKを含む2ゴールもあり、ホームでトラブゾンスポル(Trabzonspor)に3-1で勝利した。
ベン・イェデルの得点で2-0とリードし、アクセル・ディサシ(Axel Disasi)が追加点をマークしたモナコは、トラブゾンスポルの反撃をアナスタシオス・バカセタス(Anastasios Bakasetas)の1点に抑えた。(c)AFP/Martyn WOOD