【9月17日 Xinhua News】中国IT大手の騰訊控股(テンセント、Tencent)はこのほど、同社の脚車輪型ロボット「Ollie」について最新の研究進捗(しんちょく)状況を発表し、「触覚インタラクション」や「二輪歩行」などの新機能を披露した。

 同社が独自開発したOllieは、複数の先進的な移動制御技術の統合により、運動計画やバランスと安定性、人と機械のインタラクションなどの面で画期的な進歩を遂げている。

 今回のアップグレードでは、触覚センサーが追加され、接触感知能力が備わった。これにより、タッチの動作に反応し、頭部に置かれた球形の物体のバランスを取るなど、難易度の高いタスクに挑戦できるようになった。また、運動制御と動作生成アルゴリズムにより、歩調の異なる二輪歩行の動作も安定してこなせるようになり、全体的な運動の安定性と柔軟性がさらに向上した。(c)Xinhua News/AFPBB News