【6月3日 AFP】米オクラホマ州タルサ(Tulsa)の病院で1日、銃を持った男が4人を射殺し、自殺した。地元警察は2日、犠牲者の1人は男の腰痛を治療する手術を担当した外科医だったと発表。男が術後の痛みについて、医師に恨みを持っていたことを明らかにした。

 事件では、マイケル・ルイス(Michael Louis)容疑者がライフルと拳銃を持ち病院に侵入。医師2人と受付係1人、患者1人を殺害した。

 タルサ市警の記者会見によると、ルイス容疑者は最近この病院で手術を受けており、術後に腰痛が続いていることを病院側に訴えていた。容疑者が所持していた書簡には、手術を担当した外科医を殺害するために病院を訪れたこと、その邪魔をする人は殺すつもりであることが書かれていたという。この外科医以外の3人の犠牲者は巻き添えとなったとみられている。

 米国では先週、テキサス州の小学校で男が銃を乱射し、児童19人と教員2人が死亡する事件が起きたばかり。(c)AFP