【4月3日 AFP】自転車ロードレースチームのバーレーン・ヴィクトリアス(Bahrain Victorious)は2日、約2週間前のレース後に一時心肺停止に陥ったソニー・コルブレッリ(Sonny Colbrelli、イタリア)が、ICD(植え込み型除細動器)を装着して母国の病院を退院したと発表した。

 昨年の欧州選手権(2021 UEC Road European Championships)王者のコルブレッリは、3月に行われたカタルーニャ一周(Volta a Catalunya 2022)の第1ステージで、最後の激しい上りでのスプリント後、けいれん状態で意識不明となった。

 チームはコルブレッリがどの程度競技を離れるか明らかにしていないが、イタリアではICDを着けてスポーツの大会に参加することが認められていないため、今後地元ではレースに出場できないものとみられている。(c)AFP