フューリー、来月の防衛戦で引退へ 「もう証明することない」
発信地:ロンドン/英国
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【3月3日 AFP】ボクシング、WBC世界ヘビー級王者のタイソン・フューリー(Tyson Fury、英国)が、英ロンドンで来月に予定されているディリアン・ホワイト(Dillian Whyte、英国)との防衛戦を最後に現役を引退すると明かした。「もう何も証明することはない」と話した。
プロ無敗のフューリーが仮にホワイトとの防衛戦に勝利すれば、WBAスーパー・IBF・WBO王者のオレクサンドル・ウシク(Oleksandr Usyk、ウクライナ)とアンソニー・ジョシュア(Anthony Joshua、英国)の再戦の勝者と統一戦を行うとみられていた。
しかし、来月23日にウェンブリー・スタジアム(Wembley Stadium)で行われる大一番に向けた1日の記者会見後、以前にも競技から退くことをほのめかしていたフューリーは「この一戦の後に完全に引退する」つもりだと述べた。
33歳のフューリーは「ボクシングを引退した後はビーチでくつろいでピニャコラーダを飲み、フェラーリ(Ferrari)に乗って船の上で暮らしたい。それだけだ」とコメント。ウシクかジョシュアとの対戦は頭にないかと問われると、「100パーセント」引退すると繰り返した。(c)AFP