アリサ・リウがコロナ陽性、全米選手権を棄権 フィギュア女子
発信地:ワシントンD.C./米国
このニュースをシェア
【1月8日 AFP】米国フィギュアスケート協会(U.S. Figure Skating)は7日、女子シングルのアリサ・リウ(Alysa Liu)が新型コロナウイルス感染症(COVID-19)の検査で陽性反応を示し、全米選手権(2022 U.S. Figure Skating Championships)を棄権したと発表した。
全米選手権で2度の優勝を誇る16歳のリウは、6日に行われたショートプログラム(SP)で、首位のマライア・ベル(Mariah Bell)と2位のカレン・チェン(Karen Chen)に次ぐ3位につけていた。しかし、ここ4年で3度目となる全米制覇の夢は、新型ウイルスの影響でついえてしまった。
フリースケーティング(FS)は7日に行われ、翌8日に来月開催される北京冬季五輪の米代表メンバーが確定することになっている。
リウは大会を最後まで戦えなかったが、選考委員に対して五輪の代表一枠に入れるよう嘆願することができる。
今年の全米選手権では、ペアのアレクサ・クニエリム(Alexa Knierim)/ブランドン・フレイジャー(Brandon Frazier)組も、5日にフレイジャーのウイルス陽性が判明して出場を見送った。(c)AFP