北京市、中心市街地のエコモビリティー率73%超
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【9月10日 Xinhua News】中国北京市でエコモビリティーサービス向上のためのインフラ整備が進められている。市交通委員会によると、中心市街地のエコモビリティーの割合は73%を超え、市民のエコモビリティー満足度は85%以上となっている。
北京市の軌道交通路線は都市軌道交通が24本、近郊鉄道が4本で、総運営距離は1091・6キロに達する。市街地のバス運営路線は1207本、総延長は2万8400キロで、うちバス専用車線は1005キロ。スローモビリティーシステムの整備では、自転車専用道路の建設と西方向への延長工事を完了し、スローモビリティーシステムモデルエリアを設立するなどした。2020年は自転車レーン382キロの整備を完了し、エコモビリティーの理念をさらに浸透させている。
北京市の地下鉄を運営する北京地鉄運営は技術的手段を駆使して省エネ・排出削減を進めてきた。同社の電気代と運営コストは10年以降、年々減少し、すでに国内の業界平均を下回っている。路線バスを運営する北京公共交通集団は車両のエネルギー構成を最適化させ、新エネルギーとクリーンエネルギーの割合は80%以上となった。運営するバスの二酸化炭素(CO2)排出量は16年をピークに年々減少している。(c)Xinhua News/AFPBB News