【9月11日 AFP】2001年9月11日に発生した米同時多発攻撃から、今年で20年を迎える。

　国際テロ組織アルカイダ（Al-Qaeda）のメンバーがハイジャックした旅客機4機のうち2機は、世界貿易センター（World Trade Center）ビルの二つの棟に突入。同ビル跡地の「グラウンド・ゼロ（Ground Zero）」には現在、犠牲者を追悼する9.11追悼記念博物館（9/11 Memorial Museum）やワン・ワールド・トレード・センター（One World Trade Center）などがある。

　3機目は、ワシントン郊外にある国防総省本庁舎の西側正面に突入。事件から7年後の2008年9月11日、犠牲者を追悼するための施設としてナショナル9.11ペンタゴンメモリアル（National 9/11 Pentagon Memorial）が開設された。

　4機目は、ペンシルベニア州シャンクスビル（Shanksville）近郊の草原に墜落。乗客と乗員らは墜落前に他の航空機の突入を知り、ハイジャック犯に立ち向かっていた。墜落現場は現在、フライト93ナショナルメモリアル（Flight 93 National Memorial）になっている。

　映像序盤は「グラウンド・ゼロ」と9.11追悼記念博物館。5～8月に撮影。映像中盤はナショナル9.11ペンタゴンメモリアル。8月4日撮影。映像終盤はフライト93ナショナルメモリアル。5月撮影。(c)AFP