インド五輪代表、中国ブランドのウエア使用取りやめ
発信地:ニューデリー/インド
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【6月9日 AFP】インドオリンピック委員会(IOA)は8日、中国のスポーツ用品メーカー李寧(Li Ning)製の代表ウエアを東京五輪で着用することを取りやめ、ノンブランドのウエアを使うと発表した。
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死者も出た2020年の国境での衝突以来、両国の関係は張り詰め、インド国内では中国製品の不買や中国企業の締め出しを求める声が高まっている。昨年にはクリケットリーグが中国の携帯電話メーカー「ビボ(Vivo)」との大型契約を一時停止。その中でIOAは前週、中国ブランドの代表ウエアを発表して批判を浴びていた。
IOAのナリンダー・バトラ(Narinder Batra)会長とラジーブ・メフタ(Rajeev Mehta)事務総長は「ファンの感情を受け止め、衣料品スポンサーとの現行の契約から手を引くことを決めた。われわれの選手、コーチ、サポートスタッフはノンブランドのウエアを着用する」と発表している。(c)AFP