新型コロナウイルス、現在の感染者・死者数(9日午後8時時点) 死者232.5万人に
このニュースをシェア
【2月10日 AFP】AFPが各国当局の発表に基づき日本時間9日午後8時にまとめた統計によると、世界の新型コロナウイルスによる死者数は232万5744人に増加した。
これまでに世界で少なくとも1億640万7000人の感染が確認され、少なくとも6493万4600人が回復した。
この統計は、各国の保健当局が発表した日計に基づいたもので、ロシアやスペイン、英国で行われた統計局による集計見直しの結果は含まれていない。
検査の実施件数は流行初期と比べて大幅に増加しており、集計手法も改善したことから、感染が確認される人の数は増加している。だが、軽症や無症状の人の多くは検査を受けないため、実際の感染者数は常に統計を上回る。
8日には世界全体で新たに8586人の死亡と33万8210人の新規感染が発表された。死者の増加幅が最も大きいのは米国の1492人。次いでスペイン(909人)、ブラジル(636人)となっている。
最も被害が大きい米国では、これまでに46万5083人が死亡、2709万7346人が感染した。
次いで被害が大きい国はブラジルで、死者数は23万2170人、感染者数は954万8079人。以降はメキシコ(死者16万6731人、感染者193万6013人)、インド(死者15万5158人、感染者1084万7304人)、英国(死者11万2798人、感染者395万9784人)となっている。
人口10万人当たりの死者数が最も多いのはベルギーの185人。次いでスロベニア(175人)、英国(166人)、チェコ(163人)、イタリア(151人)となっている。
地域別の死者数は、欧州が77万7558人(感染3470万5603人)、中南米・カリブ海(Caribbean Sea)諸国が62万1002人(感染1962万4793人)、米国・カナダが48万5902人(感染2790万3793人)、アジアが24万5184人(感染1551万3247人)、中東が9万9620人(感染494万6247人)、アフリカが9万5533人(感染368万1519人)、オセアニアが945人(感染3万1804人)となっている。
各国の死者数・感染者数は当局による訂正やデータ公表の遅れがあるため、過去24時間での増加幅は前日の集計結果との差と一致しない場合がある。(c)AFP