トランプ氏弾劾裁判、弁護団から5人離脱 主張めぐり意見相違 報道
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【1月31日 AFP】米CNNは30日、来月上院で開かれるドナルド・トランプ(Donald Trump)前大統領の弾劾裁判について、トランプ氏の弁護団から複数の弁護人が離脱したと伝えた。
CNNは匿名の情報筋の話として、弁護団を率いるとみられていたブッチ・バウワー(Butch Bowers)氏とデボラ・バービアー(Deborah Barbier)氏ら、弁護人5人が主張をめぐってトランプ氏と意見が合わず、離脱を決めたと報道。
また、トランプ氏は弾劾の違憲性を焦点とするより、大統領選で大規模な不正があったという主張を展開するよう弁護団に求めたといい、弁護団の説得には「耳を傾けようとしなかった」という。
その他メディアの報道によると、バウワー氏・バービアー氏を含む弁護人らは離脱について「相互合意」によるものと説明している。
弾劾裁判は2月9日に始まる予定で、これまでのところ罷免に必要な3分の2の賛成には至らないとみられている。(c)AFP