【12月3日 AFP】サッカー欧州チャンピオンズリーグ(UEFA Champions League 2020-21)は2日、グループG第5節が各地で行われ、FCバルセロナ(FC Barcelona)はアントワーヌ・グリーズマン(Antoine Griezmann)の公式戦3試合連続となるゴールなどでフィレンツバロシュTC(Ferencvaros TC)を3-0で下した。

 すでに16強入りを決め、またしてもリオネル・メッシ(Lionel Messi)を温存したバルセロナは敵地で見事なパフォーマンスを披露し、大会開幕から続く連勝を維持した。

 約18か月前にアトレティコ・マドリード(Atletico de Madrid)から加入して以来、なかなか最高のコンディションを取り戻せていない29歳のグリーズマンだが、遅れはしたもののクーマン監督の下でようやく本調子になりつつあるようだ。

 消化試合数が少ないもののリーグ戦では首位に10ポイント離されているバルセロナは、来週ホームで行われるユベントス(Juventus)とのグループステージ最終節に勝利すれば、2002-03シーズン以来となる全勝での突破が決まる。

 ユベントスに負けなければ首位通過が決まるバルセロナのクーマン監督は、「良いプレーを見せた。5戦全勝だし、良いサッカーもしていてゴールもたくさん決めている。リーグ戦でもこの流れを続けたい」とスペインのテレビ局モビスター(Movistar)にコメントした。

「われわれが非常に良いチームであることが分かった。何人かの選手を休ませることができた」 (c)AFP