【11月14日 Xinhua News】中国湖北省(Hubei)武漢市(Wuhan)衛生健康委員会は13日、同市疾病予防・制御機関が前日に同市の物流会社、中食武漢冷蔵物流の冷凍倉庫に保管されていた冷凍食品に対して新型コロナウイルスの核酸検査を行ったところ、ブラジル産冷凍牛肉のパッケージから採取したサンプルのうち3点が陽性を示したと発表した。

 陽性が確認されたのは、8月7日に青島税関が管轄する黄島税関を通関し、同17日に武漢に到着したブラジル産の冷凍牛肉で、ブラジル・サントス港から出荷されていた。武漢到着後は冷凍庫に保管されていたため、市場には出回っていない。

 13日午前7時までに問題の冷凍牛肉を全て密封封印し、牛肉を保管していた倉庫も殺菌消毒を行った。倉庫内の200カ所と従業員112人に対する核酸検査を行ったが、いずれも陰性だった。(c)Xinhua News/AFPBB News