「天国への階段」盗作訴訟、レッド・ツェッペリン側が勝訴
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【10月6日 AFP】英ロックバンド、レッド・ツェッペリン(Led Zeppelin)の代表曲「天国への階段(Stairway To Heaven)」のイントロ部分が盗作だとして訴えられた裁判で、米連邦最高裁は5日、審理を行わない判断を下した。高裁は今年3月、盗用ではないと判断しており、音楽業界が注視していた長年の法廷闘争はレッド・ツェッペリン側の勝訴で終結した。
訴えていたのは、1960年代に活動していたロサンゼルスの5人組サイケデリックバンド「スピリット(Spirit)」の関係者。「天国への階段」(1971年発表)のイントロ部分のギターリフは、スピリットの楽曲「トーラス(Taurus)」の盗用だとして訴え出ていた。
ツェッペリンのギタリスト、ジミー・ペイジ(Jimmy Page)は2016年、問題となっているギターリフについて、「ずっと前からある」ものだと証言していた。(c)AFP