【10月4日 AFP】男子テニス、楽天ジャパンオープン(Rakuten Japan Open Tennis Championships 2019)は3日、シングルス2回戦が行われ、大会第3シードのダビド・ゴフィン(David Goffin、ベルギー)はデニス・シャポバロフ(Denis Shapovalov、カナダ)に7-6(7-5)、7-6(7-2)で競り勝ち、8強入りを果たした。

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 2時間近くに及んだ接戦では、両選手ともにすべてのサービスゲームをキープ。ビッグサーバーのシャポバロフは10本のエースを奪いプレッシャーをかけ続けたが、2017年大会王者のゴフィンは持ち前のフットワークを生かし、ブレークポイントを2度しのいだ。

 他の試合では、チョン・ヒョン(Hyeon Chung、韓国)が第6シードのマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)を6-4、3-6、6-1で破る番狂わせを起こし、準々決勝に駒を進めた。

 第1セットの序盤にブレークを奪って幸先が良いスタートを切ったチョンが、ダブルフォールトを1本に抑えた一方、チリッチは7本のダブルフォールトを犯した。11本のエースをたたき込み、ファーストサービスが入った際のポイント確率が90パーセントを記録するなど、試合を通して勢いあるプレーを見せたチョンは、準々決勝でゴフィンと対戦する。

 また、ワイルドカード(主催者推薦)のダニエル太郎(Taro Daniel)も、ジョーダン・トンプソン(Jordan Thompson、オーストラリア)に6-4、7-6(7-3)で勝利。準々決勝では、ロイド・ハリス(Lloyd Harris、南アフリカ)を6-3、6-2で下した予選勝者のジョン・ミルマン(John Millman、オーストラリア)と対戦する。(c)AFP