【6月28日 Xinhua News】中国広西チワン族自治区(Guangxi Zhuang Autonomous Region)竜勝(Longsheng)各族自治県に暮らすミャオ族の人々にとって、欠かせない食べ物「油茶」。茶葉とショウガなど薬味を炒めて煮出した湯に炒めたコメや落花生などを加えたお茶漬け状のもので、ミャオ族には、客が訪ねて来ると油茶を作ってもてなす習慣がある。

 観光業の発展に伴い、ミャオ族の油茶は観光客から次第に人気を集めるようになり、今では当地の観光客向けのグルメの「看板メニュー」となっている。「竜勝ミャオ族油茶制作技術」は2018年12月、同自治区の無形文化遺産リストに登録された。(c)Xinhua News/AFPBB News