【AFP×大学生】不幸論
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Britain on Thursday marks the one year anniversary of the terror attack on Westminster Bridge, the first in a series of jihadist assaults in the UK in 2017 that killed dozens of people and left scores injured. / AFP PHOTO / Daniel LEAL-OLIVAS
「記憶に留めておく一枚の報道写真」
この写真を選定した理由はテロがもつ暴力性だけがテロがもたらす悲劇ではないということを表している写真だと感じたからです。テロという残虐な行為は誰かにとっての大切な人を傷つけるものでもあるということ、そしてその誰かがその大切な人を思って悲しむことでもあると考えます。テロは一見、その暴力性にばかり目を向けられがちですが、私は人の心にも影響を与えるものだと思います。テロという行為は誰も幸せにならない、残虐で悲惨な行為であるのにも関わらず、どうして起こり続けるのか。これは現在の国際社会全体にも、その国際社会に生きる私たち一人ひとりにも課せられた課題だと思います。
東京女子大学 菊地琴々