フェデラーが正式に史上最年長の世界1位へ返り咲き、ATP最新ランキング
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【2月20日 AFP】男子テニスの最新世界ランキングが19日に発表され、四大大会(グランドスラム)通算20勝を誇るロジャー・フェデラー(Roger Federer、スイス)が、長年のライバルであるラファエル・ナダル(Rafael Nadal、スペイン)に代わり、正式に頂点に返り咲いた。
前週のABNアムロ世界テニストーナメント(ABN AMRO World Tennis Tournament 2018)で優勝し、アンドレ・アガシ(Andre Agassi)氏を抜いて史上最年長の世界ランク1位となった36歳のフェデラーは、クレーコートシーズン開幕を前にナダルとのリードを広げた。
18日に行われたグリゴール・ディミトロフ(Grigor Dimitrov、ブルガリア)との決勝後、フェデラーは「これだけの時間(6年間)が空いて、また1位になれるなんて信じられない。人生で最高の数週間だ」とコメントしていた。
ABNアムロでファイナリストのディミトロフは、アレクサンダー・ズベレフ(Alexander Zverev、ドイツ)を抜いて4位に浮上し、先日のニューヨーク・オープン(New York Open 2018)を制したケビン・アンダーソン(Kevin Anderson、南アフリカ)が9位に順位を上げ、キャリア初のトップ10入りを果たした。(c)AFP