水頭症を患った5歳女児、息苦しさ訴え突然死 インド
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インド北東部トリプラ州の州都アガルタラ郊外で、ルーナ・ベグムちゃんの遺体に覆いを掛ける母親(2017年6月19日撮影)。(c)AFP/Arindam DEY

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【6月20日 AFP】水頭症により頭部が通常の2倍近くに膨れ上がり、世界中のメディアが報じていたインドの女児が先日、突然死亡していたことが明らかとなった。
ルーナ・ベグム(Roona Begum)ちゃん(5)の家族によると、ルーナちゃんは18日、息苦しさを訴えた後、インド北東部トリプラ(Tripura)州の村にある自宅で死亡したという。
またルーナちゃんの母親は「娘の呼吸に問題が出始めたので、夫に家に戻るよう電話した」と話し、その後「夫が娘に水をあげたが、2人で病院まで連れて行く前に娘は死んだ」と語った。
ルーナちゃんは生まれた時から髄液が頭蓋腔内にたまり脳室が拡大する水頭症に苦しんでいたが、AFPのカメラマンが撮影、公開した写真がきっかけとなり、首都ニューデリー(New Delhi)の医療機関が2013年に無料の治療を行うと申し出た。
ルーナちゃんの頭囲は当初94センチにまで膨れ上がっており、脳が圧迫され、上半身を起こして座ることもできない状態だった。しかし数度の手術を経て、頭囲は58センチになっていた。(c)AFP