【5月14日 AFP】国際卓球連盟(ITTF)は13日、国際オリンピック委員会(IOC)に対し、2020年の東京五輪で卓球の種目数を増加するよう要請した。

 IOCは東京五輪で新たな競技・種目を加えることを明言しており、ITTFのトーマス・バイカート(Thomas Weikert)会長は、IOCのトーマス・バッハ(Thomas Bach)会長と会談し、男女混合種目を追加するよう要請した。 

 ITTFは声明で、バイカート会長とバッハ会長が、現在行われている男女のシングルスと団体戦に加え、「2020年の東京五輪では混合ダブルス、混合団体の実施に向け、前向きな話し合いを行った」と発表している。

 1988年のソウル五輪から五輪競技に加わった卓球だが、メダルはほぼ中国勢が独占されている。

 東京五輪では、五輪競技復帰を目指す野球や、競技入りを目指すスカッシュなどの実施が期待されている。

 東京五輪の組織委員会は、6月22日に追加を希望する新競技・新種目を発表する予定となっている。(c)AFP