セレーナがIPTL初戦を白星で飾る
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【12月1日 AFP】テニス、インターナショナル・プレミア・テニス・リーグ(International Premier Tennis League、IPTL)は30日、フィリピンで3日目が行われ、DBSシンガポール・スラマーズ(DBS Singapore Slammers)のセレーナ・ウィリアムス(Serena Williams、米国)が約1か月ぶりの復帰となった自身の大会初戦で、キルステン・フリプケンス(Kirsten Flipkens、ベルギー)に6-3で勝利した。
世界ランキング1位のセレーナは、フリプケンスの最初のサービスゲームを奪うと、ニ度目のサービスゲームも手際よく奪い、勝利を飾った。
その前に行われた混合ダブルスでは、レイトン・ヒューイット(Lleyton Hewitt、オーストラリア)とコンビを組んだものの、マニラ・マーベリックス(Manila Mavericks)のフリプケンスとアンディ・マレー(Andy Murray、英国)組に1-6で敗れていた。それでもセレーナは、試合をこなすにつれてリズムをつかんだ。
10月26日に行われたWTAツアー選手権(BNP Paribas WTA Championships - Singapore 2014)の決勝で勝利して以来となる試合に臨んだセレーナは、休み明けでなまっていたと明かした。
「そう、最初はそれが原因だった。でも、試合を進める中で良くなっていった。時差ぼけがあっても、もう一人の自分を出していかなきゃ」
ITPLでは、大会向けに編成されたスター選手揃いのチームが、1セットマッチを5試合行う。
セレーナは2日から行われるシンガポールでの大会にも出場し、その後2015年のツアーに向けたトレーニングを開始する予定となっている。
一方で、混合ダブルスでの勝利はマレーにとって今大会初の白星となった。マレーはその後、男子シングルスの試合でセレーナのチームメート、ニック・キリオス(Nick Kyrgios、オーストラリア)と対戦し、ゲームカウント5-5で迎えた5分間のシュートアウトの末に6-5で勝利を収めた。
マレーは28日の試合でUAEロイヤルズ(UAE Royals)のマリン・チリッチ(Marin Cilic、クロアチア)に敗れ、翌日にはマイクロマックス・インディアン・エーシーズ(Micromax Indian Aces)のガエル・モンフィス(Gael Monfils、フランス)戦とマリア・シャラポワ(Maria Sharapova、ロシア)と組んだ混合ダブルスの一戦でも黒星を喫していた
大会はシンガポールで開催された後、インドのニューデリー(New Delhi)、アラブ首長国連邦(UAE)のドバイ(Dubai)と舞台を移して行われる。(c)AFP